子どもの頃 どんな遊びをしましたか?どんな風景に出会いましたか?
どきどき、わくわくした瞬間を覚えていますか・・・?
~遊びって生きること~
やってみたいと思う、その動機こそ「遊び」です。
うまくいかなくて悔しい気持ち、危ないと感じる力、夢中になって遊ぶ時間・・・
子どもは、四季を通して土や水、木や火などの自然や仲間と関わりながら、
遊びを通して生きる力を身につけていきます。
私たちは子どもたち自身が主役となり日常的に本気で遊べる場を、
自分たちの住んでいる地域にもつくりたいと活動している住民有志のボランティア団体です。
一緒にあそびませんか?
デンマークで生まれたプレーパークは、日本では1979年、世田谷の羽根木公園に最初に作られ、全国各地で求められるようになりました。自分たちが子どもだったころのように子どもたちが外で遊ばなくなったと感じ、その解決のためには子ども自身が遊びたくなるような環境を整えることが必要だという思いからです。
今では300か所以上ものプレーパークが市民が主体となって運営されています。私たちの団体もその一つです。
私たちがプレーパークづくりで大切にしていることの一つは、
「行政と協働での住民運営である」ということです。
単にプレーパークという場をつくるだけでは、地域の人たちから迷惑だとか、変わったことをやっていると思われかねず、子どもたちの自由な遊びを保障することができません。
必要なのは、子どもに関わる地域の人たちが「見守る」、つまり「子どもの遊びや育ちに寛容になること」です。
プレーパークづくりは地域づくりなのです。
そのためには、市民が運営し、支えていく必要があります。
私たちの会もおばあちゃん、おじいちゃん世代から子育て世代まで、様々な世代の市民が運営に関わっています。
子どもの「遊び」を保障するために3つの間、
”時間”・”空間”・”仲間”(「さんま」と呼ぶこともあります)
を大切にしたいと考えます。
禁止や否定をされない「時間」・「空間」が保障されると、
子どもらしさを発揮して思う存分遊ぶようになります。
また、「仲間」と楽しく遊ぶためのコミュニケーションも、
自然と学んでいくのです。
そして、毎日の生活の中で子どもが自分で責任をもって自由に遊べる場所を、子どもたちや地域の方々と一緒に作っていきたいと考えます。